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老後資金は3000万円では足りない??長寿大国日本で生きるために備えること

老後資金とは公的年金以外の収入がなくなった際に、年金だけではまかないきれない分を指しています。

そもそも、いくら必要?

「3000万円必要」と言われることが多い老後資金。貯めておくほうが望ましいとはいえ、いつまでにいくら必要か目安が分からなければ効率的に貯めることは難しいですよね。 もちろん、必要な資金は人によってさまざま。未婚か既婚かでも違いますし、日常の生活水準や老後にどんな暮らしをしたいかでも変わります。このため、「自分の場合はいくら必要か」を計算することが大切です。ここでは一例としてご参考いただけるよう目安を挙げさせていただきます。

仮に現在の65歳で定年を迎えた夫婦の老後資金について考えてみます。

年金受給額が月16万円(会社員で平均年収450万円の場合の大まかな受給額)と仮定します。総務省の2018年11月の家計調査報告によると、二人以上の無職世帯(夫婦のみ)の月々の支出はおよそ25万円。不足分は月々9万円となります。年間で考えると、9万円×12カ月で108万円。老後期間が20年で2,160万円、25年で2,700万円となります。

これに家のリフォームや自動車購入、医療など加え2017年の平均寿命84.18歳まで必要だと仮定すると老後資金は3,000万円~3500万円程度が目安だと言えそうです。 ただ、平均寿命は今後医療の進歩により、右肩上がりを続けていますよね。最近では人生100年時代と言う言葉も良く聞かれます。仮に100歳まで老後資金が必要だとすると108万円×35年=3780万円となり、3000万円では足りない計算になります。

大切なことは65歳以降も老後資金を貯めるため、働き続けることが「ゆとりある楽しい老後」を送れることになるのではないでしょうか。

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