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シニア世代にも広がるeスポーツブーム!認知症予防や健康維持にも期待

出典:写真AC

eスポーツとは?

eスポーツとは、Electronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)の略称で、コンピュータゲームを使用した対戦をスポーツとして捉える際の名称です。
2000年頃から世界各所でeスポーツの大会が開催され始め、日本では2017年頃から認知されるようになりました。
大会で実績を積んだり、スポンサー締結して活躍するプロゲーマー(プロ選手)への育成を国が支援したり、eスポーツ専門の学校があったりと競技人口は右肩上がりとなっています。

シニア世代におけるゲームやeスポーツのメリット

【認知症予防・健康維持】
高齢者にとってコンピュータゲームが脳の活性化や認知機能低下の予防になると、数多くの研究結果が発表され、介護施設や自治体で活用され始めています。
視覚や聴覚から得られる情報をもとに、自身で考えコントローラーを操る必要のあるコンピュータゲームは、脳への刺激が高く、認知症予防に繋がると言われています。
また、指だけでなく、腕や足の動きに連動した操作が必要なゲームもあり、健康維持の助けにもなります。

【世代に関わらず楽しめる】
脳トレ・パズル系・シューティングゲームなど操作が簡単なものや、昔に流行ったゲームが現在でもプレイされていたり、子供や孫世代と一緒に楽しむことができ、共通の話題として交流が増えるひとつのキッカケにもなります。

対戦ゲームは、その場の状況判断、相手の動き方によって、とっさの判断力や実行力が求められるため、認知能力への刺激がより高くなる傾向にあります。
オンラインゲームになると、好きなタイミング・好きな場所でプレイできるので、同じゲームをプレイしている同士として、年の離れた人との交流も活発になるなど、外出の機会が減り、人との関わりが減ってしまうシニア世代にとっては、毎日のささやかな楽しみや上達が、日々の充実感に繋がるかもしれません。

シニア向け「おすすめのゲームジャンル」

【脳トレ・パズル】
ゲーム初心者でも始めやすく、ルールが分かりやすいのが魅力のひとつ。
・漢字の読み書き、数字の計算、ジグソーパズル、クロスワードパズルなど

【スポーツ】
戦略やチーム連携力などが求められるので、年齢による有利不利が少ない。
・サッカー、野球、テニス、ゴルフなど

【シューティングゲーム】
標的を打ち落とすなど、操作が単純なものから複雑なものまで幅が広い。
・スペースインベーダーなど

【シミュレーション】
都市作りや仮想空間を、現実世界から離れて憧れをゲーム空間で実現できる。
・農場経営、テーマパーク運営、コンビニ運営など

・良いスコアが出したい
・強い対戦相手に勝ちたい
・チームで協力して戦いたい
・自分の理想をゲーム上で実現したい
など、ゲームを始めてみると目標が出来たり、人との新たな繋がりが見つかるかもしれません。

まとめ

eスポーツは高齢者が社会とつながりを持つ手段として、自治体による積極的なサポートや取り組みが増加しています。
ただし、シニア世代やシルバー世代は、コンピュータゲーム自体に馴染みが少ない事もあり、ゲーム機の操作方法や、インターネットの接続方法などeスポーツを始める際の技術的な問題が課題となっています。

しかし、競技人口が少ない「今」だからこそ、すぐ結果に繋がる可能性も大いに考えられます。
日本国内でも60歳以上限定のeスポーツ全国大会が開催されていたり、世界に目を向ければ優勝賞金が数億円となるeスポーツ大会も存在します。
ゲームに熱中しすぎると、ドライアイや肩こり・腰痛などを引き起こす原因となります。
こまめな休憩をとり、ほどほどに楽しみましょう。

【参考】セゾンのくらし大研究
https://life.saisoncard.co.jp/health/longevity/post/c52/

更新日:2023年12月22日

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