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みんなのシルバーひろば

日常生活で実践できるシニアの節約術とは?

出典:イラストAC

皆さんは、現在節約をしていますか??
仕事に、子育てに…といろいろなことに追われていた時、
ほとんどの方が節約を意識して生活していたのではないでしょうか。

子どもが独立し、定年退職を迎えて生活がひと段落する頃、
お金のことも少しゆるく考えてしまいがちですが、実は老後こそ節約が必要になります。
節約しようとしても急な出費があったり、実践しても思うほどの
成果が得られず途中で諦めてしまった…という方も多いのではないでしょうか。
今回は、シニアの節約方法についてご紹介します。

簡単にできる節約方法として、一番重要なのは「出費の傾向を知ること」です。
まずは家計簿をつけて、ひと目で生活費がわかるようにしていきましょう。
細かくつけるのは長続きしない可能性があるため、
簡単にいつ・何に・いくら使ったかがわかる程度の家計簿で構いません。
ノートやスケジュール帳に書き出すだけでも大丈夫です。

毎日どんな買い物をしているかなどの支出の割合を知ることで、
節約できるところが見つけやすくなります。家計簿は、月単位よりも週単位でつけた方が
支出を細かく把握することができるのでオススメです。

食べきれる適切な量の買い物を!

物価高により、食費の節約をしたい、少しでも安く買いたい…と
考えている人も多いのではないかと思います。
しかし安いから、セールだからといって必要以上に買い込んでいませんか?

シニアの支出の3割は食費といわれており、夫婦2人または自分1人に
なったにもかかわらず、子どもがいた時と同じ量を買ってしまったり、
まとめ買いや買い溜めをしてしまう方が多くいらっしゃいます。

まずは、今の生活状況に合った量を把握して買うことから始めましょう。
必要な分だけを買って買い溜めを控えるだけでも、食費を大幅に抑えることができますよ。

ただ、食事が日々の楽しみだという人も多いのではないかと思います。
節約のために食べる量を極端に減らしたり、安いものしか買わないのは間違った節約方法です。
また、1円でも安い店を探して渡り歩くのも時間と労力の無駄になりすく、
費用対効果が得にくいことでストレスを感じやすくなります。

支出を減らすことだけにこだわらず「おいしくて安いものは何か?」と考えてみましょう。
特に旬の食材はおいしいだけでなく安くて栄養も豊富なので、
「旬のものだけを買う」という買い物のやり方もオススメです。

食費以外に関しても、安いものを購入してすぐに壊れてしまったり、
単価を下げる為にまとめ買いをして余らせてしまうよりも、本当に必要な物を
適量・適正な価格で購入した方が無駄な出費を抑えることができます。

光熱費や固定費は小さな節約の積み重ねが大事!

光熱費や固定費は大幅に節約することが難しい項目の一つではありますが、
毎月のわずかな節約の積み重ねにより、大きな効果につなげることが可能になります。

特に家族の人数が多い場合は、食事やお風呂に入る時間帯を合わせたり、
同じリビングで集まって過ごせば、電気代やガス代の節約と同時に
家族で過ごすこともできて会話が増えるなどのメリットもあります。
なお、無理してエアコンの使用を控えたりすると体調を崩すことがあるので、
健康を損なわない範囲で節約しましょう。

また、電気・ガス・保険などのプランを見直して基本料金を下げることは
大きな効果が期待できる節約術になります。
以前は地域の電力会社やガス会社と契約する必要がありましたが、
現在は電気とガスの小売りが自由化されたため、自身で選んだ会社と契約することができます。

価格競争により、今までよりも安いプランが多数登場しているほか、
電気とガスをまとめて契約すると、安くなる場合もあります。
固定費は一度見直すだけで継続的な節約が可能になるので、早めに見直すほどお得になりますよ。

他にも保険や携帯料金はライフスタイルに合わせて見直していきましょう。

特に保険は、人生において家の次に大きな買い物といわれるほど出費の多いものです。
若い時のままの保障内容だったり、そもそも保障内容をよく理解していないことも
あるので、都度見直しをしましょう。

携帯は大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、月の利用料金を半額近く抑えることができます。
シニア用の格安SIM等もありますので、ご自身の月々の携帯代と
一度比較してみるとよいかもしれません。見直してみると、もっと早くから
安いプランにしておけばよかった…なんてこともあるかもしれませんね。

免許返納で車を処分するのもアリ!

車の所有には自動車税・ガソリン代・駐車場代・保険代・点検代等の維持費がかかります。
今お住まいの地域の交通機関の利便性が良く、車以外の移動手段に困らないようであれば、
思い切って車を処分するという方法もあります。

特に近年はシニア世代の免許返納を推奨している自治体が多くあります。
免許を返納することで、交通機関の料金割引やタクシーの割引券や助成券の配布、
荷物配送等の高齢者支援サービス等、様々なサービスが受けられるようになります。

ただし、地域によっては車がないと移動が困難な所もあるかと思います。
処分してしまってから実際に困ることがないように、保有する場合のコストと
手放した時の利便性を比べてから自分に合った方に決めましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

節約は我慢や無理をするのではなく、大切なことは楽しく・長く続けていくこと。
ケチケチした生活を送ってしまっては、せっかくのシニアライフを楽しく過ごすことができません。
まずは自分に必要なもの、不要なものは何か?を考えましょう。
お金を使いたいところ、使わなくてもいいところをはっきりさせる
ことが節約につながり、その中でも楽しみのある生活が送れるようになります。

無理せず、楽しく節約をしていきましょう!

【参考】
今すぐできる簡単節約術15選!挫折しないで節約を成功させるポイントは?
https://car-mo.jp/mag/category/tips/cost/savings/

シニアの節約生活。日常生活でできる節約とは?
https://shukatu-life.net/archives/4146

更新日:2023年7月21日

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