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みんなのシルバーひろば

カラダもココロもぽかぽか ~入浴がもたらす効果~

『2月6日』『4月26日』『11月26日』そして『毎月26日』など
これらは何の日と言われているかわかりますか?すぐにピンときた方も多いでしょう。

そうです。お風呂の日です。

年に15日も【お風呂】に関する記念日が設定されています。
それらの日の前後には、TVCMなどが流れたり、
またお店では関連商品のPOP(広告)が取り付けられて拡大販売されたりします。
そのぐらい日本人はお風呂好きだとも言えますね。

私たちの生活に切っても切れない【お風呂】、
その中でも“入浴”について、効果やメリットをご紹介します。

◇どんな効果があるの?【入浴のメリット】

日本には「湯治(とうじ)」という言葉があるように、
温泉での入浴が健康のために、古くから活用されてきました。
皆さんも日頃から、心身の不調を感じる時はリラックス効果を求めて
お風呂にゆっくり浸かり、カラダもココロもじんわりほぐしたくなりませんか。

入浴で得ることが出来るメリットといえば・・・
◆疲労感の解消やリラックス効果
入浴で、リラックス効果を感じ心身共に楽になりませんか?
入浴すると体温が上がり、新陳代謝が高まります。
カラダの中に溜まった老廃物や疲労物質が、体外へ排出されやすくなります。
血液によりカラダ中に酸素や栄養素が運ばれるため、疲労感が和らぎます。
また、入浴により副交感神経を優位にするためカラダもリラックスします。

◆血流の改善により新陳代謝が高まる
入浴中カラダに水圧がかかると、皮下の血管にも圧力がかかります。
その際、心臓から血液が押し出され動きが活発になるため血流やリンパの流れが改善します。
そのため、慢性的な冷え性の方にも入浴はオススメです。

◆良質な睡眠を取ることが可能
深い眠りつくためには、カラダの内部の温度である「深部体温」が重要です。
入浴により上がった体温が下がる際に、
眠気が強くなり、結果的にぐっすり眠ることが出来ます。

睡眠は入眠直後の最初の90分間が一番深くなるといわれているため、
熱いお湯は心身を活発にさせる効果があるため就寝前には不向きです。
カラダが温まっている状態で眠りたい方も多いかもしれませんが、
深い眠りにつくタイミングで体温が下がりきっていないと、浅い眠りとなり睡眠の質が低下します。
深部体温をしっかり下げられるように自分の就寝時間から逆算して入浴してみましょう。

このように、カラダやココロにもメリットや効果を感じることが出来るなら
お風呂に入る際は、必ず湯船に浸かろう!という気持ちになりますが、
ただ入浴を行えばいいというわけではありません。
元気に毎日を過ごすためにオススメの入浴する際のポイントをご説明します。

◇湯船に浸かればOK!? 【入浴する際のポイント】

せっかく健康のため、リラックス効果・癒しを求めて入浴を行っても
間違った入浴方法により、効果が薄れてしまうばかりかカラダが余計に疲れる場合もあります。
また、特にシルバー世代の方はヒートショック(※1)を起こして倒れてしまう恐れもあります。

◆入浴でリラックス効果を得るためのポイント!
【温度】は38~40℃の「ぬるめの湯」
【時間】は10分程度でゆっくり浸かることがポイントになります。
体の芯まで温まり、血流が改善するようです。(のぼせそうなら一度浴槽から出てもOK)
極端に短すぎるのも、長すぎるのも良くないみたいですね。

◆カラダに負担をかけないための注意点
①入浴前後の水分補給
入浴の前後にコップ一杯の水分補給を行いましょう。
お風呂に入ると、平均800mlカラダから水分が失われます。
お風呂上がりは、すでにたくさんの水分が体内から失われているため
仮にその状態で過ごすと脱水症を引き起こす可能性もあるため、
入浴の前後は必ず早めに水分補給を行いましょう。

②入浴前のアルコールや食事は避けましょう。
ご飯を食べ終えてすぐに入浴すると血行がよくなり胃や腸に血液が集中しません。
その結果消化不良を起こすので食事の後の入浴は30分以上あけましょう。
また、アルコール摂取している状態では体温調節もうまくいかないため気分を悪くすることがあります。
お酒を飲んで入浴すると、急に酔いがまわり意識を失って転倒したり、
浴槽の中でおぼれたりするなどの危険があるので注意しましょう。

③浴室・脱衣所を温める
ヒートショック(※1)を起こさないためにも
浴室や脱衣所の温度は20℃以上が良いといわれています。
浴室にあらかじめシャワーのお湯をかけたり、浴槽のふたを開けたりしておくことも効果的です。

④先にカラダを温める
湯船に浸かる前には、シャワーやかけ湯も大切です。
裸になり体温が下がった状態から、すぐに入浴すると血圧が急上昇します。
特に、シルバー世代の方や高血圧の方は血管がもろいため脳出血を起こす危険があります。
心臓から遠い足先からシャワーやかけ湯することで、血圧などが急激に変化しないようにしましょう。

※1)寒暖差による血圧の乱高下が引き起こす心筋梗塞等の事故

まとめ

いかがでしたか。
リラックス効果だけではなく、身体の冷えや血行不良の改善に効果が期待できる“入浴”。
正しい入浴方法でたのしく健康に入浴習慣をスタートしてみましょう。
※持病をお持ちの方や体調がすぐれない方は、医師の指示に従ってください。

<参考>
全国健康保険協会《協会けんぽ》https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat510/h29/300201001/
株式会社 再春館製薬所≫https://www.saishunkan.co.jp/domo/column/lifestyle/bathing/

更新日:2023年2月24日

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