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みんなのシルバーひろば

雷から逃げられない時に身を守る姿勢「雷しゃがみ」

「早めの避難」が一番!

雷は一年のうち、夏(6月~8月)の時期に多く発生しやすいとされています。この時期は、ハイキングやキャンプなどのアウトドア活動が増え、同時にそういった場所での落雷による被害が毎年繰り返されています。 落雷から身を守るには、雷雲(積乱雲)の接近をいち早く知り、避難することが一番です。下記のような変化を感じたら、雷雲が近づいているサインです。速やかに安全な場所へ避難しましょう。

・真っ黒い雲が近づいてきた
・雷の音(ゴロゴロ)が聞こえてきた
・急に冷たい風が吹いてきた

安全な場所はどこ?

鉄筋コンクリート建築の大きな建物が特に安全です。木造建築でも安全ではありますが、雷の電流が伝わる恐れを考慮して、電気器具・天井・壁から1メートル以上離れた場所にいるようにしましょう。また、キャンプ場、ゴルフ場、山、川・海など、周囲に避難できる建物が見当たらない場合は、車の中に避難しましょう。万が一車に雷が落ちても、電流は車の外側を通り地面に逃げる為、車内にいれば安全です。

安全な場所へ避難できない場合はどうすればいいの?

周囲に建物や車がなく、避難ができない場合は、「雷しゃがみ」というポーズを取り、雷が過ぎるのを待つようにしてください。

<雷しゃがみのやり方>
1.地面にしゃがみこみ、頭を下げ、できるだけ姿勢を低くする。
2.両手で両耳をふさぐ。
3.両足のかかと同士をくっつける。
4.かかとを地面から浮かせ、つま先立ちする。

特に重要なのが、3と4です。両足のかかとをくっつけることで、足元から電流が侵入しても、上半身まで伝わることなく反対側の足から流すことができるのです。 そして、つま先立ちをすることにより、地面と接する部分を小さくできるので、足元から侵入する電流を最小限に留められます。また、両手で両耳をふさぐのは、落雷の爆音から鼓膜を守るためです。

間違った避難方法

次の行動は大変危険です。絶対にやめましょう。

・傘をさす
 雷は少しでも高く、先のとがったものに落ちる傾向があります。自分が避雷針になり大変危険です。

・木の下、建物の軒下での雨宿り
 特に木の下は、側撃雷(落雷の周辺で起こる放電)のリスクが最も高い場所です。 

・腹ばいになる
 身体と地面の接地面積が大きくなるので絶対にやらないでください。
 地面から電流が侵入する確率が高くなるだけでなく、胸を地面につけているため大変危険です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
最近、全国的に天気の急変や、大気の状態が不安定なことが多くなってきました。
出掛ける際は、ニュースなどで事前に行き先の天気をチェックすることが重要ですが、万が一に備え、命を守るために「雷しゃがみ」のやり方を憶えておくとよいでしょう。

【参考】防災生活:https://bousai-life.com/rakurai/

更新日:2022年7月15日

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