ラジオ体操の健康効果

ラジオ体操とは

ラジオ体操は逓信省（ていしんしょう）簡易保険局が昭和3年に制定しました。ラジオ体操は国民の体力向上、健康の保持増進を図る目的で「国民保健体操」という名称で始まり、今では「ラジオ体操」として広く定着しています。

ラジオ体操の健康効果

ラジオ体操は立位でも座位でもできるので、自分の体力や体調に合わせて強度を調整することができます。また全身を使った動き、上肢、下肢の動きがあり、全身を動かすことができます。期待できる効果は下記のとおりです。
・血流促進
・心肺機能の維持
・発汗作用
・全身ストレッチ
・筋力維持
・認知症予防
・生活習慣病の改善

朝昼晩と時間帯を変えるだけで効果は違うの？

【朝食前のラジオ体操】
・神経の働きを活性化
・血流の循環を促進
・脳の目覚め

【昼食後のラジオ体操】
食後の血糖値を下げるのに有効です。血糖値というのは、食後に胃腸からブドウ糖が吸収されることで上がります。しかし、そこに運動を加えると、血糖値が下がることが科学的ににわかっています。

【夜のラジオ体操】
人の体は夕方4時～6時くらいが最も体温が高いです。なので、この時間帯にラジオ体操を行うことでカロリー消費が高まります。ただし、そう簡単に体重が落ちることはありませんので、毎日根気よく続けることが大切になります。

まとめ

今回色々調べてみて、筆者が思ってるよりラジオ体操は健康に良いということが分かりました。ただラジオ体操をするのではなく、効果を高めるため、次のことを意識して行ってみてください。
１．指先までしっかりと伸ばす。
２．息を大きく吸いながら、または息をしっかり吐きながら行う。
３．動かしている筋に集中して行う。
痛みのない、無理のない範囲で行い、健康を維持して元気に働けるといいですね。

＜参考＞健康長寿ネット　https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-kenkou/radio.html

更新日：2021年10月8日