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職場での「ありがとう」の伝え方(後編)

職場での「ありがとう」の伝え方(後編)

前編では「ありがとうございます」という一言だけで、感謝を伝えるのが難しい理由をお伝えしました。この後編では、解決策をお伝えします。「ありがとうございます」に他の感謝表現をプラスすることです。「ありがとうございます」だけではない表現のバリエーションを持つことで、気持ちが伝わりやすくなります。そして働きやすくなるはずです。

【フレーズパターン1】「間に合うか心配だったのですが、手伝っていただけて助かりました。」
相手がしてくれたお陰で、本当に助かった! そんな気持ちを確実に伝えたいときにおすすめの表現です。なぜ感謝しているのか、理由の部分に言及することによって、儀礼的ではなく本当に感謝していることが伝わりやすくなります。アレンジして使ってみてください。
 
【フレーズパターン2】「おかげさまで、○○○○。」
「おかげさまで」は相談に乗ってもらったときのお礼の基本です。仕事をしていれば、相談したり、アドバイスをもらったりということも少なくないはずです。相談した場合、後での報告とお礼は必須です。 また、アドバイスをもらったときに「ありがとうございます。参考になりました」と言う人がいますが、これは目上の人に対して失礼な言い回しです。「ありがとうございます。勉強になりました」と言うようにしましょう。

【フレーズパターン3】「その節はありがとうございました。」
相手には「あのとき○○してあげた」という気持ちは続きますので、お礼は複数回言うよう心がけましょう。翌日であれば「昨日はありがとうございました」を使い、翌日以降であれば「その節は」を使うのがおすすめです。時間が経っても使えるフレーズなので覚えておくと大変便利です。

【フレーズパターン4】「恐縮です」
「あの人の手を、こんなに煩わせてしまって……」そんなときにおすすめなのは、「恐縮です+ありがとうございました」です。先輩や上司など、目上の人に使うフレーズです。「お手数をおかけして、すみませんでした」という言い方をする人もいますが、「すみません」だと謝罪のニュアンスがあります。謝意と謝罪の両方に使える便利な言葉ではありますが、使い分けをするべきだと考える人たちもいます。お礼を言うシーンで「すみません」を使いたくなったときには「恐縮です」に置き換えてみましょう。

【フレーズパターン5】「○○さんで良かったです」
「手伝ってくれれば誰でもよかった」というケースもあるかも知れませんが、あの人が手伝ってくれて嬉しかったという経験は、皆さんにもあるのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが「○○さんで良かったです」というフレーズです。 「他ならぬあなた」という気持ちを伝えることができます。恥ずかしいと思いますが、是非使ってみてください。

いかがでしたでしょうか。シルバー世代の皆さんが率先して、「ありがとう」で感謝の気持ちを伝えることにより、職場にいい影響を与えられたら最高ですね。



(参考) All About
https://allabout.co.jp/gm/gc/486770/
更新日:2021年4月2日

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