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みんなのシルバーひろば

冬のコロナ対策は「換気」が重要!

<はじめに>

冬本番を前に、新型コロナウイルスの新たな感染者が非常に増えています。警戒レベルが高まる中、寒くても室内を換気し、密閉空間になることを避ける必要があります。厚生労働省は、「1時間に2回以上、2方向の窓を数分程度開けて、室内の全ての空気を外気と入れ替える」といった換気方法を提唱しています。

<冬の「換気」は「寒気」が悩み>

換気をすることにより、室内の空気はリフレッシュしますが、せっかく暖房で温めた室温が一気に下がってしまいます。人が室内で快適に過ごせる温度は、一般的に、冬場は18~22度です。専門家によると高齢者の場合は、22度以上が健康維持のためには必要であるとのことです。風邪やウイルスの感染を防ぐために換気をして、体が冷えて体調を崩してしまったら本末転倒です。そこで、室内温度を急激に下げない換気方法を2つご紹介します。

<①24時間換気システムの使用、または換気扇の常時使用>

換気扇を常に回している、という換気方法です。2003年以降に建てられた建物は、24時間換気システムの設置が義務化されており、それを常に稼働しておくことが大切です。この換気システムがついていない家の場合は、風呂やトイレの換気扇を常時つけていることで、家の広さなどにも左右されますが、ほぼ換気システムに近い効果が得られるそうです。

<②2段階換気>

外気を徐々に室内に取り込む換気方法です。例えば住居の場合、人がいる部屋ではなく、使っていない隣の部屋・玄関・台所などの窓を開けて外気を取り込みます。取り込んだ外気が徐々に温まってきたら、今度は人のいる部屋の扉を開けて、少しずつ空気を入れ替えます。そして、人のいる部屋に取り込んだ空気は、風呂やトイレの換気扇などに排気します。

<まとめ>

①②の換気方法ともに、空気の流れをつくることで、寒くなりすぎずに常時の換気を可能にします。ご自身の家の状況に応じた換気方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。また、換気時は、せっかく暖房で温めた空気を外に出さないようにすることがポイントです。温かい空気は部屋の上方-天井付近にたまります。エアコンで暖房を付けるときには、風の向きが下になるように設定し、温かい空気を下方-床の方へ届けるようにしましょう。さらに、ウイルスは湿度が低いほど活性化しやすいとされています。加湿器を使う、洗濯物を室内で干す、こまめな拭き掃除をするなどして、十分な湿度を保つことが大切です。換気と湿度管理の両方を徹底し、感染防止に努めましょう。

【参考】
介護求人ナビ:https://www.kaigo-kyuujin.com/oyakudachi/topics/59889/

更新日:2020年11月27日

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