シルバーギアシルバーギア

はたらく、ずっと輝く。

メニューを閉じる

メニュー

みんなのシルバーひろば

エアコンを上手に使って、夏を快適に過ごそう!(前編)

<今年の夏は自宅で過ごす日が多い>

梅雨明け以降、30℃を超える真夏日が続き、35℃を超える猛暑日になる地域もあります。さらに今年の夏は新型コロナウイルス感染防止の為、外出・旅行を控えたり、在宅勤務を実施したりして、1日のほとんどを自宅で過ごすことが例年より多くなっています。
読売新聞 8月18日の記事によると、「熱中症は4割が住居内で発症しており、在宅時は常時エアコンをつけている状態が望ましい」とのことです。
そこで、エアコンを効率よく使い、自宅で快適に過ごす方法をご紹介します。

<扇風機を併用する>

エアコンは、室内で温度ムラが発生します。冷たい空気は下へ溜まりやすくなるので、部屋の上の方は暑く、下の方は冷たい状態になりがちです。この状態では、エアコンが「部屋が設定温度になっていない」と判断して必要以上に冷やし過ぎてしまい、電気のムダになります。そこで、扇風機を併用することで空気を循環し、温度ムラを解消しましょう。

【扇風機の配置・向き】
◎扇風機はエアコンの風下に置く
◎エアコンと向かいあう方に向ける
◎扇風機の頭は天井側に向ける

エアコンから出る風と扇風機の風が混ざり合い、空気が部屋をぐるぐる回るので、室内温度が均整化されます。さらに室内で気流が生まれ、体感温度も下げられるのです。

<その他の効率的な使い方>

◆帰宅したら、エアコンをつける前に窓を開けて換気をする
留守の間、室内にたまった熱を外に出してからエアコンをつけると、節電になります。

◆室内温度は適温に、除湿運転を上手に使う
室内温度は28℃を目安にして、外気温やその日の体調を考え、冷えすぎず快適に感じる温度で調整しましょう。また、除湿運転で湿度をコントロールして、室内温度を下げ過ぎずに体感温度を下げるのも効率的です。室内温度を1℃高めに設定すると約10%も節電になります。

◆「運転停止」するより「温度設定」で調整
エアコンは運転開始時に、運転中よりも多くの電気を使います。節電のつもりで運転スイッチのオン・オフを繰り返すと、かえって多くの電気を消費してしまいます。室内がじゅうぶん冷えたと感じたら、設定温度を調整して冷え過ぎを防ぎましょう。

◆風量設定は「自動運転」が最も効率的
「弱風」や「微風」で運転すると、室内が快適な温度になるまでに時間がかかり、かえって電気をムダに消費してしまいます。「自動運転」にすると、室内温度を設定温度にするのに最も効率的な運転をします。

◆カーテンやすだれを使用
カーテンやすだれをして、外気の影響をやわらげると効率的です。

◆長期間使わない場合はプラグを抜く
プラグをコンセントに差し込んだままだと待機電力を消費します。

<まとめ>

エアコンの効率的な使い方についてお分かりいただけましたでしょうか。
後編では、エアコンと室外ユニットのお手入れの方法についてご紹介します。

(参考)
*環境省 熱中症予防情報サイト-熱中症について学べる動画「エアコンの上手な使い方」より
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_library.php
*Panasonicサイト-「家電製品の上手な使い方/エアコン」より
https://www.panasonic.com/jp/support/kaden/howto/aircon.html

更新日:2020年8月21日

「みんなのシルバーひろば」では皆さんのご意見・ご要望をお待ちしております!
ご意見・ご要望は、以下の「銀のたまご意見箱」よりお送り頂けます。
「あれが気になる」「これについて教えて」など、どんな事でも構いませんので是非お声を聞かせて下さい!

検索

上に戻る