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シルバー世帯の収入源は?所得金額は?

グラフ:公的年金・恩給を受給している高齢者世帯における公的年金・恩給の総所得に占める割合別世帯数の構成割合

厚生労働省 2018(平成30)年 国民生活基礎調査より

<公的年金だけで生活する世帯が51.1%>

厚生労働省の2018(平成30)年 国民生活基礎調査によると、65歳以上の公的年金等を受給している高齢者世帯のうち、「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」が51.1%となっています。つまり、公的年金だけで生活する世帯が半数を超えているということです。

~上記の円グラフについて~
公的年金・恩給を受給している高齢者世帯のうち、公的年金・恩給の総所得に占める割合が
◆100%の世帯・・・51.1%
◆80~100%未満の世帯・・・11.2%
◆60~80%未満の世帯・・・13.4%
◆40~60%未満の世帯・・・11.6%
◆20~40%未満の世帯・・・8.7%
◆20%未満の世帯・・・4.1%

<高齢者世帯の1世帯当たり平均所得金額>

2017(平成29)年の1世帯当たり平均所得金額は
◆高齢者世帯・・・334.9万円
◆全世帯・・・551.6万円
◆児童のいる世帯・・・743.6万円

高齢者世帯の1世帯あたり平均所得は、全世帯の約60.7%と低く、また、児童のいる世帯の半分以下(約45.0%)となっています。

<高齢者世帯の1世帯当たり平均所得 種類別状況>

高齢者世帯の1世帯当たり平均所得金額の構成をみると、
総所得334.9万円のうち
◆公的年金・恩給・・・204.5万円(シェア61.1%)
◆稼働所得・・・85.1万円(25.4%)
◆財産所得・・・26.7万円(8.0%)
◆仕送り・企業年金・個人年金・その他の所得・・・16.1万円(4.8%)
◆年金以外の社会保障給付金・・・2.6万円(0.8%)

高齢者世帯では、「公的年金・恩給」が総所得の61.1%を占めています。
次に「稼働所得」が25.4%となっています。

<生活意識の状況>

高齢者世帯の生活意識をみると
◆大変ゆとりがある・・・0.3%
◆ややつとりがある・・・3.3%
◆普通・・・41.3%
◆やや苦しい・・・33.1%
◆大変苦しい・・・22.0%

「やや苦しい」と「大変苦しい」を合算すると55.1%となり、全体の半数を超えています。

<まとめ>

いかがでしたでしょうか。
シルバー世帯の収入源は公的年金に頼るところが圧倒的に大きく、生活については「苦しい」と感じている人が全体の半数超を占めています。シルバー世代が不安なく生活するためには、「健康」、「年金制度をよく知る」、「仕事などで年金以外の収入源を得る」、「仕事を通じてやりがい・生きがいを感じる」ことが大切ですね。

【出典】
厚生労働省 2018(平成30)年 国民生活基礎調査より
※所得:2017(平成29)年1月1日~12月31日までの1年間の所得
※生活意識:2018(平成30)年7月12日現在の意識

更新日:2020年6月12日

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