シルバーギアシルバーギア

はたらく、ずっと輝く。

メニューを閉じる

メニュー

みんなのシルバーひろば

ワークシェアリングとは(後編)

ワークシェアリングのメリット

◯企業にとってのメリット
ワークシェアリングのメリットは、労働時間を短縮し、複数の人数で業務をシェアすることです。本当に重要な業務に集中でき、生産性の向上が期待できます。業務の整理を行って無駄な会議などを減らし、効率を考えた「職場環境の改善」を行うことが可能です。

◯労働者にとってのメリット
労働者一人ひとりの「労働時間短縮」を実行し負担が軽くなると、気持ちに余裕ができるため仕事に対する意欲向上が期待できます。労働時間の短縮によりプライベートの時間が増えるため、モチベーションのアップにも繋がります。

ワークシェアリングのデメリット

◯企業にとってのデメリット
企業にとってのデメリットは、「生産性の向上」が必ずしも達成できるとは限らないことです。様々な雇用形態で働く労働者が増え、個人の負担が減ったとしても、個々の労働者の給与や保険などの保障を考えると、支出が増加する懸念が生じます。
また、多数の労働者が業務に関わることで、業務の引き継ぎ、時間のロスなどでかえって業務が煩雑になる場合があります。その結果、「生産性の低下」につながってしまうことが考えられます。
ただし、起こりうるリスクを想定し、計画的にワークシェアリングを進めることでリスクを回避することができます。

◯労働者にとってのデメリット
労働者の負担が減り、勤務時間が短くなるということは、給料が減る可能性が高くなります。給料が減ると労働者側からの反発が考えられますが、その分スキルアップの研修費用を会社が負担したり、副業を許可したりすることでカバーできるとされています。

おわりに

いかがだったでしょうか。ワークシェアリングの制度自体は非常に良いものでメリットが多いのですが、デメリットももちろん存在しています。収入が減ってしまったり、ワークシェアリングの導入によってはじめは引き継ぎなどがうまくいかないこともあったりするでしょう。
働き方の選択肢として知っていても損はしないでしょう。

引用元:
「資格スクエアMEDIA」 https://www.shikaku-square.com/media/syaroshi/commentary-on-work-sharing/
「MiTERAS」 https://www.persol-pt.co.jp/miteras/column/work_share.html

更新日:2020年5月1日

「みんなのシルバーひろば」では皆さんのご意見・ご要望をお待ちしております!
ご意見・ご要望は、以下の「銀のたまご意見箱」よりお送り頂けます。
「あれが気になる」「これについて教えて」など、どんな事でも構いませんので是非お声を聞かせて下さい!

検索

上に戻る