「免疫力」で病気になりにくい体づくり（第7回／最終回）

＜Q7．休日の過ごし方は？／「家でゆっくり」VS「庭でガーデニング」＞

→A．日常的に「土」に触れる習慣を！
あまりに清潔な環境で生きる現代人は、免疫のブレーキ役となるTレグ（※）の活性が落ちているため、免疫の過剰反応が起こりがち。花粉症などのアレルギー疾患に悩む人が増えているのもそのせいといえます。Tレグの活性を取り戻すには、自然のままに雑多な細菌に触れることも大切なのです。

※Tレグ・・・第6回－Q6．【MEMO】「免疫力はバランスが大事」を参照ください。

＜Q8．寝るときの部屋は？／「真っ暗にする」VS「常夜灯を使う」＞

→A．疲れが取れるのは「真っ暗」な部屋！
たとえほのかな明るさでも、交感神経は刺激されます。そういう環境の中では、本当の意味でリラックスすることができません。緊張が緩まないまま朝を迎えることになれば、寝ているはずなのに疲れが取れない、朝から体がだるい、ということが起こり、結果的に免疫力を下げてしまいます。

＜まとめ＞

“「免疫力」で病気になりにくい体づくり”は今回が最終回です。最後までお読みいただきありがとうございます。「読むだけ」ではなく、考え方や意識、生活習慣を少しだけ変えて、今以上に健康になりたいですね！

引用元：PHP研究所「からだスマイル」2020年3月号より

更新日：2020年4月17日