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みんなのシルバーひろば

「免疫力」で病気になりにくい体づくり(第2回/全7回)

<免疫力を高める生活習慣>

病気になるかならないかは、免疫力に大きく左右されます。
その分かれ道とは?

<食事・体温について>

【食事】
×免疫力を下げる人
肉や魚ばかり食べる、野菜ばかり食べる、糖質や油を摂らないなどの偏った食生活をしていると、免疫力が低下して病気になりやすくなります。

◎免疫力を高めるポイント
何でもバランスよく食べている人は免疫力がアップ。特に善玉菌のエサとなる植物繊維を多く摂っている人は腸内環境が良好になります。

【体温】
×免疫力を下げる人
体温が36度未満の人。体内温度が37度以上の時に、免疫機能は最も活発に作用します。体温が低いと免疫機能が低下し、病気になりやすくなります。

◎免疫力を高めるポイント
体が生み出す熱の30~40%は筋肉で作られるので、筋肉を増やすことが最も効果的な低体温防止法です。よく噛んで食べる、湯船につかることも効果的です。

<ストレス・生活リズムについて>

【ストレス】
×免疫力を下げる人
悲しい、苦しいなどのネガティブな感情を持ち続けたり、ストレスが多い生活を送っている人は、自律神経のバランスが乱れて免疫力が低下します。

◎免疫力を高めるポイント
ストレスをうまく解消する方法がある人は、ストレスを感じて一時的に免疫力が下がっても、すぐに免疫力を回復させることができます。

【生活リズム】
×免疫力を下げる人
人は、日中活動して夜に眠るようにできています。夜遅くまで起きている、朝起きる時間がバラバラなど不規則な生活は、自律神経の乱れの原因になります。

◎免疫力を高めるポイント
免疫機能も人の本来の生活リズムに従っています。早寝早起きの規則正しい生活を送り、生活リズムが整っている人は、免疫力も維持できます。

<冷え予防・加齢について>

【冷え予防】
×免疫力を下げる人
冷暖房が完備された快適な環境に慣れてしまうと、体温調節機能が弱まり、体を冷えに導きます。偏った食事やストレス、運動不足も冷えのもとです。

◎免疫力を高めるポイント
冷え予防は足元が肝心。靴下だけでも体感温度は0.5度上がり、ひざ掛けを使えば2.5度上がります。首、手首、足首の「3首」を温めると冷えを効果的に防げます。

【加齢】
×免疫力を下げる人
免疫細胞の中でも特に、がん細胞を専門にやっつけるNK(ナチュラルキラー)細胞は、年齢とともに活性が低下します。

◎免疫力を高めるポイント
年を重ねても、免疫力を高める生活習慣を心がけ、継続すれば、NK細胞をある程度活性化させることができ、がんになるリスクを減らせます。

<まとめ>

毎日の生活を「免疫力アップ」の観点から見直して、自分の体調で「効果」を実感してみませんか。
次回(第3回)は、「病気にならないテキトー生活」についてです。

引用元:PHP研究所「からだスマイル」2020年3月号より

更新日:2020年4月10日

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