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みんなのシルバーひろば

「免疫力」で病気になりにくい体づくり(第1回/全7回)

<病気になる人、ならない人>

健康に生活できるか、病気になりやすいかどうかを分けるのが、「免疫力」。
病気を予防するには、ウイルスや細菌、変異した細胞(がん)などの敵から身を守らなければなりません。そのためには、私たちの身体に備わっている「免疫力」を高めることが重要です。

<免疫力はこれで決まる! 【1】自律神経のバランス>

免疫は自律神経の支配を受けています。自律神経には、興奮・緊張状態の時に働く「交感神経」と、
休息や睡眠などリラックスしている時に働く「副交感神経」の2つがあります。両者のバランスがとれていると免疫は正常に働きますが、ストレスや緊張などで交感神経が優位な状態が続くと、白血球の中の顆粒球(かりゅうきゅう)が増え、リンパ球が減り、NK(ナチュラルキラー)細胞が減ってしまいます。その結果、免疫細胞のバランスが悪くなって、免疫力が低下するのです。

自律神経のバランスが崩れると起こる症状は...
・耳鳴り
・めまい
・多汗
・呼吸困難
・手足の冷え
・関節の痛み
・ふらつき
・イライラ
・頭痛
・不眠
・口の渇き
・肩こり
・動悸
・不整脈
・食欲不振
・食欲過多
・下痢、便秘、頻尿

<免疫力はこれで決まる! 【2】腸内環境>

体の免疫機能の7割を担っているのが腸内細胞です。腸内細菌は3種類あります。

【善玉菌】ビフィズス菌、乳酸菌など
腸内を酸性にして免疫を活性化させる、体にとって良い働きをするもの。

【悪玉菌】ウェルシュ菌、大腸菌など
腸内をアルカリ性にして病気のもととなる有害な物質を作り出し、免疫力を下げるもの。

【日和見菌】バクテロイデスなど
善玉菌と悪玉菌の多いほうに加担するもの。

腸内環境が悪玉菌より善玉菌が多い状態に保たれていれば免疫力は下がらず、悪玉菌が増えると下がります。

<まとめ>

免疫力は「自律神経のバランス」と「腸内環境」に大きく影響されることがお分かりいただけたでしょうか。次回(第2回)は、「免疫力を下げない生活習慣」についてです。

引用元:PHP研究所「からだスマイル」2020年3月号より

更新日:2020年4月10日

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