話題のサブスクリプションサービスについて（3-①）

＜サブスクリプションサービス（サブスク）とは？＞

製品やサービスを購入するのではなく、利用期間に対して対価を支払うビジネスモデルのことです。「定額制」と同じ意味合いで使われることが多いです。月額で音楽や動画を視聴したり洋服をレンタルしたり、近年さまざまなサービスでこの料金形態が多く見られます。
日本でサブスクリプションが拡大したのは2010年代後半。2019年12月9日には「日本サブスクリプションビジネス大賞2019」が実施され、知名度は着実に向上しています。（おたすけスマホ情報サイト「Appliv TOPICS」より）

こうした新しいサービスに対して、シニア世代はどのようにとらえているのでしょうか。

＜シニア世代は、サブスクについてどのように認識しているの？＞

シニア世代の趣味活動を応援するウェブサイト「シュミカツ！」が実施した調査によると、
（50歳以上の男女645人を対象に、2019年8月にインターネット調査を実施）

◆サブスクの認知度について．．．
「名称・内容の両方、または名称のみ知っている」－42.3％
「知らない」－57.7％

◆サブスクを利用したことがあるか．．．
「利用している・利用したことがある」－10.9％

◆未利用者に、今後サブスクを利用したいかを聞いたところ．．．
「今後利用してみたいと思うサービスがある」－57.4％

全体の約6割近くがサブスクの名前・内容ともに知らず、また利用経験者は約1割にとどまっています。しかし、未利用者の関心は高いことが分かります。

＜人気または関心の高いサービス（ジャンル）は？＞

同調査によると、

◆過去または現在利用のサービスは．．．
1位：動画配信－65.7％
2位：電子書籍・雑誌－34.3％
3位：音楽配信－31.4％
4位：フィットネスジムなど健康関連－12.9％

◆未利用者が今後利用してみたいサービスは．．．
1位：動画配信－29.0％
2位：レストラン・カフェなどグルメ関連－19.8％
3位：電子書籍・雑誌－18.3％
4位：音楽配信－17.4％

「動画」・「電子書籍・雑誌」・「音楽」以外では、「健康」・「グルメ」の利用・関心が高いです。

人気・関心の高いサービス以外にも、様々なジャンルのサービスがあります。
次回は、シニア世代におススメのサービスをご紹介します。
→話題のサブスクリプションサービスについて（3-②）へ続く

更新日：2020年4月3日