
◆新しい挑戦が苦手になる理由とは?ミドル・シニア世代の克服法
出典:ACワークス
◆はじめに
年齢を重ねるにつれて、「新しいことに挑戦するのは少しやめておこうかな」と感じる場面が増えてきた方も多いのではないでしょうか。若い頃は失敗しても「次がある」と思えたのに、40代・50代になると「失敗したくない」「周囲に迷惑をかけたくない」等と考えてしまいがちです。
さらに「覚えが悪くなった」と感じる記憶力の変化や、
睡眠不足やストレスといった生活習慣の影響も重なり、挑戦を避けてしまうこともあります。
ですが挑戦は、大きな一歩でなくても構いません。
仕事の場合は新しい業務の一部だけを試してみる。家庭では、週末に新しいレシピをひとつ取り入れてみるなど、小さな成功体験を積み重ねを続けることが自信につながります。
学び方を工夫したり、生活習慣を整えたり、周囲の応援を得ることで挑戦は少しずつ続けやすくなり、
日々の生活に充実感や楽しみが広がっていきます。
この記事では、ミドル・シニア世代が挑戦を苦手に感じる背景と、
その克服のための具体的なステップをご紹介します。
1.年齢とともに強まる心理的背景と記憶力の変化
40代・50代になると、新しいことに挑戦する場面で「怖い」「不安」と感じることが増えてきます。
若い頃は失敗しても「次がある」と思えたが、年齢を重ねると「もう失敗したくない」
「周囲に迷惑をかけたくない」と考えるようになります。
職場では新しいプロジェクトに手を挙げることをためらったり、家庭では新しい習い事に興味はあっても
「続けられるだろうか」と不安になり、結局始めないままのこともあります。
さらに、記憶力の変化も挑戦を避ける要因になります。脳の処理速度や記憶の定着力が低下し、
「覚えが悪い」と感じやすくなるためです。
例えば、会議等で聞いた内容をすぐに思い出せなかったり、教えてもらった便利なアプリの操作をすぐに
思い出せないや、買い物に行っても必要なものを思い出せないことがあります。
こうした小さな「忘れた」という経験が積み重なると、
「新しいことを覚えるのは難しいのでは」と感じ、挑戦そのものを避けてしまうことに繋がります。
2.生活習慣や環境が挑戦意欲に与える影響
挑戦を苦手に感じる背景には、日々の生活習慣や環境が大きく関わっています。
十分な休養が取れなかったり、仕事や家庭でのストレスが積み重なると、気持ちに余裕がなくなり
「新しいことを始めるのは難しい」と感じやすくなります。
例えば、連日の残業等で疲れが抜けず「新しい業務に挑戦する余裕がない」と感じたり、
家事や介護に追われて「自分のための時間が持てない」と思うことや、
旅行をしたいと思っても「準備が面倒」「体力的に不安」と思い、
結局計画を先延ばしにすることがあります。
また、人付き合いでも「新しいコミュニティに参加してみたい」と思いながらも、
忙しさや気疲れから一歩を踏み出せないこともあるでしょう。
さらに、趣味や健康習慣も挑戦意欲に影響します。
運動不足が続けば体が重く感じ、気持ちまで消極的になりがちですし、
食生活が偏ると集中力が落ちて「新しいことに取り組む気力が湧かない」と感じることもあります。
逆に、軽いウォーキングを習慣にしたり、食事に旬の野菜や魚を取り入れるだけでも、
気持ちが前向きになり「やってみよう」という意欲が自然と高まります。
こうした小さな生活習慣の改善は、挑戦を続けるための土台づくりに繋がり、
旅行や趣味、人付き合いなど日常の楽しみを広げるきっかけにもなります。
3,苦手意識を克服するための具体的なステップ
挑戦を克服するには、いきなり大きな目標に取り組むのではなく、小さな一歩から始めることが大切です。
小さな挑戦を積み重ねることで「できた」という成功体験が増え、自信に繋がります。
ここでは取り入れやすいステップをお伝えします。
■ステップ1:小さな成功体験を積む
仕事の場面は、新しい業務をすべて引き受けるのではなく、まずは一部から挑戦(担当)してみる。
例えば、新しいシステムの操作なら「ログイン方法から覚える」「基本機能を試す」といった小さな範囲から始める。
日常生活では、料理が苦手なら「週末に新しいレシピをひとつ試す」、
運動が苦手なら「朝5分だけストレッチをする」といった小さな挑戦を設定する。
■ステップ2:学び方を工夫する
短時間で区切って学習する「分割学習」を取り入れる。繰り返し復習する「反復学習」で
記憶を定着させる。メモや口頭で説明するなど「アウトプット」を意識する。
例えば、学んだことを同僚や家族に話すだけでも記憶が強化されます。
■ステップ3:生活習慣を整える
睡眠をしっかり確保し、脳を休ませる。軽い運動を習慣にして血流を良くし、集中力を高める。
ウォーキングやラジオ体操など、無理なく続けられるものがおすすめ。
バランスの良い食事を心がけ、脳の働きをサポートする。特に魚や野菜を意識的に取り入れると良い。
■ステップ4:周囲のサポートを活用する
家族や同僚に「新しいことを始めたい」と伝え、応援を得る。
地域のシニア向け講座やオンライン学習を利用し、仲間と一緒に挑戦する。一人で抱え込まず
支援を受けながら進めることで安心感が生まれる。
■ステップ5:振り返りと次の一歩につなげる
週に一度「できたこと」「学んだこと」「次にやりたいこと」を簡単にメモをする。
振り返りを習慣にすることで、自分の成長を実感しやすくなる。
小さな挑戦が積み重なれば、自然と大きな挑戦にも取り組めるようになる。
このように「小さな成功体験 → 学び方の工夫 → 生活習慣の改善 → 周囲のサポート → 振り返り」という流れを意識することで、挑戦は怖いものではなく、生活の中で自然に積み重ねられるものになります。
仕事でも日常でも、小さな一歩を繰り返すことで、苦手意識は少しずつ薄れ、自信と充実感が広がります。
◆まとめ
40代・50代になると、新しい挑戦に対して「怖い」「不安」と感じることが増えてきます。
失敗を避けたい気持ちや周囲の評価を気にする心理、そして記憶力の変化や生活習慣の影響が重なり、挑戦をためらうことは珍しくありません。
けれども挑戦は、大きな一歩でなくても構いません。仕事では新しい業務の一部だけを試してみる、
家庭では週末に新しいレシピをひとつ取り入れてみるなど、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。学び方を工夫したり、生活習慣を整えたり、周囲の応援を得ることで、挑戦は少しずつ続けやすくなります。
挑戦を重ねることで、自信が回復し、日々の生活に充実感や楽しみが広がっていきます。
年齢を重ねたからこそ得られる経験や知恵を活かしながら、新しい一歩を少しずつ取り入れていくことが、
これからの毎日をより豊かにしてくれるでしょう。
気負わずに、できるところから挑戦を重ねてみましょう。
参考サイト:
からだケアナビ
【脳を老化させない生活のヒント】https://www.karadacare-navi.com/life/33/
更新日:2026 年2月13日
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