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みんなのシルバーひろば

シルバー世代こそAIを味方に!

出典:いらすとや

AIって若い人のものじゃないの?

そう思っている方は多いのではないでしょうか。でも実は、シルバー世代こそAIを活用すべき理由があるのです。

1.情報格差(デジタルデバイド)の解消
現代社会では、行政手続き・医療・買い物・銀行など、あらゆるサービスがデジタル化されています。
AIを使いこなすことで、スマホやパソコンが苦手な方でも、音声や自然な会話で操作できるようになり、情報弱者にならずに済みます。

2.健康・生活の質の向上
AIは、服薬管理・健康相談・運動や食事のアドバイスなど、日常の健康管理をサポートできます。
認知症予防や脳トレにもAIが活用されており、会話型AIとのやりとりが脳の活性化につながるという研究もあります。

3.孤独の軽減と社会参加
高齢者の孤独は社会問題になっていますが、AIとの対話は心の支えや刺激になります。また、AIを通じて趣味の仲間を見つけたり、地域活動に参加したりすることも可能です。

4.仕事・趣味・学習に役立つ
定年後も働きたいという方が増えています。また、趣味や学び直しに取り組みたい方もいらっしゃいます。AIを使えば、文章作成・資料整理などが簡単にできるツール、趣味や学びを深めるツールがあります。

5.災害・緊急時の情報収集と対応
地震や台風などの災害時、AIはリアルタイムで避難情報や支援情報を提供できます。自分で情報を得られるようになることで、安全性が大きく向上します。

そこで今回は、どんな時に、どのようなAIを使ったらよいかのかについてお話します。

状況別オススメのサービス

~話し相手として~
一人暮らしの方や、家族と離れて暮らす方にとって、AIはちょっとした話し相手にもなります。スマートスピーカーに「今日の天気は?」「昔の歌をかけて」と話しかけるだけで、すぐに答えてくれる便利さ。孤独感を和らげる存在にもなり得ます。
◆LINEのAIチャットサポート:健康相談や日常の質問にAIが答えてくれる。
◆スマートスピーカー(Alexa / Google Nest):「今日の天気は?」など、話しかけるだけで情報取得。
◆BOCCO emo / MEEBO:見守りロボットとして、家族との会話や体調確認ができる。

~健康管理のサポート~
AIを使った健康アプリでは、血圧や歩数、食事の記録などを簡単に管理できます。毎日の記録をもとに「今日は少し歩きましょう」と優しくアドバイスしてくれることも。医師とのやりとりにも役立ちます。
◆Ubie(ユビー):症状を入力すると、考えられる病気や受診すべき診療科を教えてくれる。
◆カロミル:食事の写真を撮るだけで、AIがカロリーや栄養バランスを分析。
◆Sleep Cycle:睡眠の質を記録・分析してくれるアプリ。
◆AI服薬管理アプリ:服薬時間になると通知や音声でリマインド。家族と連携も可能。

~思い出の整理にも~
昔の写真をスマホに取り込んで、AIが自動でアルバムを作成してくれるサービスもあります。「あの頃の旅行」「孫の成長記録」など、テーマごとにまとめてくれるので、家族との会話も弾みます。
◆Googleフォトスキャン:紙の写真をスマホでスキャンしてデジタル化。古いアルバムをスマホに取り込んで、家族とLINEなどで共有可能。
◆みてね(家族向け写真共有アプリ):家族で写真や動画を共有できる無料アプリ。コメントやリアクションも可能。離れて暮らす家族と「思い出アルバム」を一緒に作れる感覚。

~家事の手助け、生活の困りごとを解決する~
ネットショッピングもAIがサポートしてくれます。「いつものお茶を注文して」と言えば、過去の履歴からすぐに探してくれる機能も。また、レシピ提案や掃除ロボットの操作など、家事の負担を軽くする使い方も広がっています。
◆マネーフォワード:家計簿の作成や支出管理をAIがサポート。
◆地域支援AI:草むしりや電球交換など、地域の業者を探してくれる。
◆AI家電:音声で操作できるテレビやエアコンなど、日常の快適さを向上。
◆AI防犯カメラ:不審者検知や自動録画など、夜間や外出時の安心をサポート。

~学び直しにも最適~
「もう一度英語を勉強したい」「俳句を始めたい」そんな思いにもAIは応えてくれます。無料の学習アプリや、AIが添削してくれるサービスなど、趣味や学びを深めるツールが豊富です。
◆ChatGPT:俳句や短歌の添削、旅行プランの相談、手紙の作成など多用途。
◆SeaArt / Canva AI:言葉から絵を描いてくれるAI。
◆Google翻訳 / ポケトーク:外国語の翻訳や旅行時の通訳に便利。

使い始めるコツ

AIは「難しい技術」ではなく、「やさしい道具」です。
スマホやタブレットに話しかけるだけで、あなたの生活をそっと支えてくれる存在です。最初は戸惑うかもしれませんが、少しずつ慣れていけば、きっと「便利だな」「楽しいな」と感じるはず。

まずは音声で話しかけてみる:「今日の天気は?」など簡単な質問からスタート。
失敗を恐れずに試す:間違えても壊れません。何度でもやり直せます。
家族と一緒に使ってみる:設定や操作は家族と一緒に行うと安心です。

シルバー世代の皆さん、AIを大いに活用して、より自由で豊かな毎日を楽しみましょう!

【参考・出典】
・もうシニアと呼ばせない!プロ50+:https://pro50plus.mbp-japan.com/column/ai/
・エンルックの音(ノート):https://enluc.com/2025/06/post-6896/

更新日:2025年10月10日

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