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みんなのシルバーひろば

動画系サブスクを活用して思い出の作品を鑑賞しませんか?

以前にもシルバー広場でご紹介したサブスクリプションサービス。
今回は動画配信サービスの楽しみかたをご提案いたします。
主にテレビドラマや映画の配信を楽しむ動画配信サブスクリプションサービスは、最新の映画や放送が終わったばかりのテレビドラマを視聴できたり、独自に制作されたオリジナル作品を視聴したりといった使い方ができます。
けれど楽しみ方は最新の作品を視聴するだけではありません。
何年も何十年も前にシアターで観た名作たちを、おうちでゆっくり楽しんでみませんか?
今回はそれぞれの世代が20代の頃にシアターを賑わせた作品をご紹介します。

《30代編:2004年~2013年》《40代編:1994年~2003年》

『アナと雪の女王』(2014)
『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』(2011)
『アバター』(2009)
世界的に人気となった同タイトルの児童文学を映画化した『ハリー・ポッター』。
2001年から始まった映画シリーズも大ヒットとなり、10年間かけて2011年に最後の作品が公開されました。現在30代の方たちはまさにハリーポッター世代。子供の頃に小説に親しみ、登場人物たちと共に大人になっていった世代です。
『アナと雪の女王』が日本で公開されたのは2014年3月ですが、その後19週を超えるロングランヒットになりました。それまでディズニーアニメーションの観客の中心は子供でしたが、キャラクターが抱える悩みや繊細な内面描写が大人の女性を中心に共感を呼び空前の大ヒットに。
画期的な視覚効果をうたって2009年に公開された『アバター』。ジェームズキャメロン監督が制作を発表したのは96年のことでしたが、監督の構想に映像技術が追い付くのを10年以上も待たなければなりませんでした。2022年の年末に続編が公開されたので、さらに進化した視覚効果を併せて鑑賞するのも楽しいでしょう。

『踊る大捜査線 THE MOVIE2』(2003)
『ハリーポッターと賢者の石』(2002)
『千と千尋の神隠し』(2001)
『タイタニック』(1997)
現在40代の方たちが20代だった頃、映画はヒット作が目白押しでした。
日本における歴代興行収入10位までの作品の中に5本、実に半分を占める作品が1994年~2003年の間に公開されています。
『タイタニック』でトップスターの仲間入りをした俳優のレオナルド・ディカプリオは、公開から25年経った今でも人気俳優として第一線で活躍しています。
ハリーポッターシリーズの記念すべき第一作『ハリーポッターと賢者の石』が日本公開されたのは2002年。公開から20年経った今も作品は大人気で、今年の夏には新たにテーマパークのオープンも予定されています。
邦画ではTVドラマ・踊る大捜査線の映画版2作目が大ヒット。舞台になったお台場周辺に当時行かれた方も多いのでは?
それ以外にも『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』とジブリ作品が2本ランクインしています。海外での評価も高く、今もテレビ放映される人気作品です。

《50代編:1984年~1993年》《60代編:1974年~1983年》

『ジュラシックパーク』(1993)
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)
『トップガン』(1986)
現在でも続編が制作されている人気作品『ジュラシック・パーク』シリーズの第一作目は1993年に公開されました。
当時はまだ予約制のシネコンが主流ではない時代だったので、後列には多くの立ち見のお客様もいたようです。今のようなCG全盛ではなかった時代の作品ですが、大画面の中の大きな恐竜は今見ても迫力満点です。
昨年続編が公開されて大人気だった『トップガン』は世界の興行収入では1位を取れていませんが、日本では大ヒットした作品です。主演のトム・クルーズも日本で大人気となり、それが縁で今でも新作公開時にはプロモーションで来日してくれますね。
大人気シリーズの3作目『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』。インディジョーンズシリーズはこの3作目までが全て、公開年の興行収入第一位を獲得しているとても人気が高いシリーズでした。主演のハリソン・フォードはスターウォーズに続き当たり役が多いですね!

『E.T.』(1982)
『スーパーマン』(1979)
『スターウォーズ』(1977)
『ロッキー』(1976)
『JAWS/ジョーズ』(1975)
1974年~1983年、現在の60代の方が20代の頃にはその後にシリーズ化される人気作品がいくつも公開されました。
前述のインディ・ジョーンズシリーズに加え、SF映画の金字塔を打ち立て世代を超えて熱心なファンが多い『スターウォーズ』シリーズ。現在でもスピンオフドラマが作成されています。
シルベスター・スタローンの代表作となり近年にも続編が公開された、ボクシング映画の代名詞とも言える『ロッキー』。
今では珍しくなくなったアメリカンコミックのヒーロー映画の先駆けとなったのは、DCコミックス発の人気ヒーロー映画『スーパーマン』。
そしてジョーズと言えば人食い鮫を象徴する言葉になった1975年公開の『ジョーズ』。
ちなみに英語の“JAWS”とは鮫を意味する言葉ではなく「顎」のことを意味します。英語の鮫にあたる“shark”ではなく、殺戮の象徴である鮫の強靭な顎をタイトルにするセンスが光ります。

《70代編:1964年~1973年》《80代編:1954年~1963年》

『エクソシスト』(1973)
『ゴッドファーザー』(1972)
『黒部の太陽』(1967)
『007/ゴールドフィンガー』(1964)
『男はつらいよ』シリーズは1969年8月が第一作目の公開です。今では考えられないことですが、当時は1年間にシリーズ新作が3本も公開されたりしていました。作品ごとに毎回違うヒロインがゲストとして登場し、画面を彩るのを楽しみにしている方も多かったかもしれません。
『007』シリーズは1962年に第一作目が公開され、主役のジェームズ・ボンドを演じる俳優が代替わりを重ねながら、現在でも新作が公開される大人気シリーズ。最新作のノー・タイム・トゥー・ダイで6代目ボンド役のダニエル・クレイグが降板することになり、次のボンドが誰になるのか予想するのも楽しみですね。1作目から欠かさず見ている!というファンの方もこの年代には多いのではないでしょうか?
黒部ダム建設に奮闘する人々を描いた『黒部の太陽』や川中島の戦いを描いた『風林火山』などの邦画も人気で、邦画と洋画で人気は二分されていたようです。

『史上最大の作戦』(1962)
『アラビアのロレンス』(1962)
『椿三十郎』(1961)
黒澤明監督作品は海外の映画人の間でも評価が高いことで知られています。
『椿三十郎』では刀で斬られた時に大量の血しぶきが飛び散る演出がとても目を引いたため、その後の時代劇が同じような演出ばかりになってしまったという逸話があるそうです。見た目に派手で観客がエキサイティングする演出を真似したくなる気持ちは理解できますね。
63年に日本でも大ヒットした『史上最大の作戦』は第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦を描いた映画ですが、スター級の俳優がこれでもかとキャスティングされたため、エンドロールが長大になってしまったとか。
この頃の邦画作品では時代物・任侠物の人気が高く、国内興行成績を見ると邦画のほうが人気が高かったことがうかがえます。1960年代に入ると海外で大ヒットした作品が日本でもヒットするという形が増えました。

昔見た作品を再び見る楽しみを

よほどの映画ファンでない限り、同じ作品を劇場で二度三度と観る人は少ないと言います。
公開当時見たときには気に留めていなかった細部の演出や登場人物の感情など、今見てみると新たに発見することがあったり、何十年も前の思い出も一緒によみがえってくるかもしれませんね。
冬の長い夜はお気に入りの作品や久しぶりに見る・初めて見る作品に親しむにはうってつけですよ!

※配信サービスで視聴できる作品のラインナップは一定ではなく、サービスによっては有料扱いになる作品もありますので視聴する場合はその都度ご確認ください。

<参考>
・CINEMAランキング通信 http://www.kogyotsushin.com/

更新日:2023年月1月20日

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