シルバーギアシルバーギア

はたらく、ずっと輝く。

メニューを閉じる

メニュー

みんなのシルバーひろば

チーズはシルバー世代の心強い味方

チーズは優れた栄養食品

チーズにはシルバー世代の健康維持に欠かせない栄養が豊富に含まれています。
チーズの主な栄養成分は、たんぱく質、脂肪、ミネラル、ビタミンです。
◆たんぱく質:良質のたんぱく質が含まれており、消化吸収もされやすいのです。
◆脂肪:チーズに含まれる脂肪は、消化時に分解されやすく、速やかにエネルギーに変わるため、太りにくいといわれています。
◆ミネラル:骨を作る、神経・血圧のバランスを調節するカルシウムを効率よく吸収できます。
◆ビタミン:ビタミンA(皮膚や粘膜を守る、視力の維持、免疫力アップ)とビタミンB2(体内の脂肪を分解し燃焼させる、疲労の回復)が多く含まれています。

どんな種類のチーズをどれくらい食べると健康効果が期待できるのでしょうか。
シルバー世代が特に気になる病気(症状)の予防が期待できる、チーズの種類・食べ方・量などについてご紹介します。

認知症予防

BDNF(脳由来神経栄養因子)は、脳の神経を保護したり発達させたりするたんぱく質です。このBDNFの血中濃度が減ると、記憶や学習能力などの認知機能が低下するといわれています。東京都健康長寿医療センターなどの研究グループが、軽度認知障害のある人にチーズを3か月間食べてもらったところ、血中のBDNF濃度が上昇したとの結果が出ました。特にカマンベールチーズを食べた人が、血中BDNF濃度が増える傾向が示されました。

【認知症予防におすすめのチーズは? 】
カマンベールチーズを1日約30g(2ピース)くらい食べると効果が期待できるそうです。

高血圧予防

チーズには、血圧を下げる「ペプチド」という成分が豊富に含まれます。さらに、高血圧の原因の一つであるナトリウムを体外に排出する作用があるカルシウムも効率良く吸収できるので、高血圧予防が期待できるのです。

【高血圧予防におすすめのチーズは? 】
熟成タイプのゴーダチーズやチェダーチーズが特に効果的ですが、市販のプロセスチーズは、ゴーダチーズなどを原料にしているので、手軽に摂るならプロセスチーズがおすすめです。6個入りチーズの場合、毎食事に1切れ、1日3切れ程度食べると良いそうです。

糖尿病予防

チーズは、糖質をほとんど含まない低GI*食品です。GI数値は30~35程度で、大豆・トマト・キノコと同レベルなのです。食事の10~15分前に食べると血糖値の急上昇を防ぎ、糖尿病の予防につながるそうです。
*GI値とは、食品に含まれる糖質の「吸収の度合い」を示すものです。血中のブドウ糖濃度は、高GI食品を食べた時ほど急激に上昇し、低GI食品ほどおだやかに上昇します。

【糖尿病予防におすすめのチーズは? 】
糖尿病予防にはどの種類のチーズでもOKです。食事前にプロセスチーズを1切れ程度食べるだけでも効果が期待できるそうです。

チーズに足りない栄養も併せて摂りましょう

チーズは栄養的に極めて優れた食品ですが、「食物繊維」と「ビタミンC」が少ないので、野菜、ナッツ、フルーツと一緒に食べると栄養バランスもアップします。
・野菜サラダに粉チーズをかける、小さく刻んだチーズを入れる
・小腹が空いたらナッツ&チーズのおやつ
・好みのフルーツ+クリームチーズにちょっとハチミツをかけたオシャレなデザート
手間や時間をかけずに、いろいろな食材・料理にチーズを加えてみてはいかがでしょうか。

<参考>
健康カプセル!ゲンキの時間
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210912/

更新日:2021年9月17日

「みんなのシルバーひろば」では皆さんのご意見・ご要望をお待ちしております!
ご意見・ご要望は、以下の「銀のたまご意見箱」よりお送り頂けます。
「あれが気になる」「これについて教えて」など、どんな事でも構いませんので是非お声を聞かせて下さい!

検索

上に戻る